リアル・レゾリューション・システムの実験


PENTAX KPには、CMOSイメージセンサーを1画素ずつ動かし、4枚の画像を連続撮影。24M×RGBの圧倒的な色情報から1枚の超高精細画像を生成する、リアル・レゾリューション・システム(RRS)がある。
解像力と色再現性が向上し、静止物の撮影時に高精細な画像を得ることができます。高感度ノイズも大幅に低減し、理論的には色モアレ(偽色)が発生しません。撮影には電子シャッターを採用してカメラブレを抑えます。

IMGP3372DNG
元画像はこれです(SILKYPIX Developer Studio Pro 8でそのまま現像)
RRSのサンプルとしては全く良くないと思いますが、今はこんなのしかないので、ご愛敬
動いてない桟橋の木目で比較します

効果はどんな感じか?以下がRRSで撮影した画像を、カメラに付属していたDigital Camera Utility 5(DCU5)で効果を
ON OFF切り替えてJPEGで保存したものを等倍表示で比較してみた

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↑ DCU5でRRS=ONで現像しJPEGで保存

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↑ DCU5でRRS=OFFで現像しJPEGで保存

ONにしたほうが高精細であることが判ります(でもその差は僅か?)
だけど私はSILKYPIXで色々イジリタイのですが、どうしたものか、、、
色々考えた結果DCU5でRRS=ONだけしてTIFF(劣化無い感じ)にしてから、SILKYPIXに渡せば良いかと
考えました。(それにしてもDCU5の使い辛さは何なんだ!!って感じ)
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↑ DCU5でRRS=ON→TIFF→SILKYPIX(加工なし)→JPEGで保存

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↑ DCU5でRRS=OFF→TIFF→SILKYPIX(加工なし)→JPEGで保存

これを見ると、先のRRSのみでJPEG作った時と殆ど見分けが付かないので、良い感じに渡せていると思います
この方法で良いやと思いながら、確認の為にDCU5を使わないで、直にSILKYPIXで現像してみた

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↑ SILKYPIX(加工なし)→JPEGで保存

あれ?なんかいい感じに高精細じゃん、
って言うかDCU5でRRS=ONした時よりいい感じに見えるのは気のせいか?

SILKYPIXのHPには、
「リアル・レゾリューション・システム」を用いて撮影された RAW では、デモザイク精鋭度の設定ができないなど一部機能が制限されます。
って書いて有ったので、SILKYPIXではRRSは上手に処理できないのかと勝手に思っていたけど、
良い感じじゃないですか、一部機能の制限って何だよ??
特に問題がなければSILKYPIXだけで良いや!!
(問題があった時だけDCU5使うかと決心した)
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↑ 因みに、lightroom CCでそのまま現像すると、ソフトフィルター掛けたみたいにボケボケになります

※各画像はクリックすると、画面コピーの実物が開きますので、それで比較してください



リアル・レゾリューション・システムの実験」への2件のフィードバック

  1. RRCって...RRSの間違いでは?

    Real Resolution System

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