更に、リアル・レゾリューション・システムの実験


前回の実験では、テスト画像(自分で撮影した雲と海)に大きな問題があるってことで
良い感じのテスト画像のありかを教えてもらいました

http://www.imaging-resource.com/PRODS/pentax-kp/pentax-kpA7.HTM

KPhSL000100_PSR_NRAD

KPhSL000100_PSR_NRAD.JPG
これ、
PSRがリアレゾ(海外ではPixel Shift Resolution)
NRADがノイズリダクションオートデフォルト

※前回の反省点、最終的にJPEGにするときのパラメータで結果に大きく影響するので今回はすべてTIFFで現像し比較しています

まずはDigital Camera Utility 5で展開し、RRSをONとOFFで比較します

ON-tiff
↑ RRS ONです

OFF-TIFF
↑ RRS OFFです

この部分が精細度を比較するには、判りやすいと感じた部分です
等倍で見るならRRSの効果が良い感じにあることが判ります

ここからが本題です、じゃ現像ソフトでRRSを現像したらどうなるのよ問題の確認です
SILKYPIX Developer Studio Pro 8でやってみます
読み込んで何も加工せずTIFFで現像しています

SP

 

LightRoom CCでやってみます
読み込んで何も加工せずTIFFで現像しています

LR

どちらの現像ソフトでも普通にRRSファイルを処理できます
って言うか、それがRRSなのかを確認する方法もありません(どっかにある?)
私はファイルサイズで区別しています

しかし、結果は明らかに違います、差は個性みたいな物でしょうか
私的にはSILKYPIX のほうが好きです

だけども、現像ソフトで開いたけど、何もしないで「手の施しようがありません」とそのまま閉じることなんてなく、なにかしらイジリ倒して好きな画像に変えてしまうので、結果的に大した問題じゃないし
そもそもちゃんとしたRRS画像を撮影しようと思ったら、撮影中に1ピクセルも動いちゃいけない訳で
(カメラも被写体も動いちゃいけない)かなりハードルの高い条件です

ってことで、色々実験してきた訳ですがRRSは、よっぽどの勝負時(どんなときだよ)に、相当気合を入れて挑むものだ!って感じで、滅多に使わないかなって感じてたりして

 

因みに、Digital Camera Utility 5では

この様に(黄色いところ)RRSであることが判ります

 

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